2014年8月2日土曜日

ケンブリッジ 5日目

5日目にもなってくると、ぼちぼち体調不良、身体症状を訴えるものが出てくる。夕方以降の急激な冷え込みで風邪を引いたものなど。

朝のフィットネスはいつも通りの時間に開始をした。インターバルランを中心に走るメニューが中心だった。
朝食の後の午前セッションは「タックル&ディフェンス」。大学チームのコーチが基本から順々に発展させていきながら、しかもその間にハンドリングゲームを織り交ぜながらやっていってくれた。

ちなみに練習場所は大学のメイングラウンドを使わせてもらえた。グラウンドキーパーのおじさんはプレーヤーたちから「アングリーマン」と呼ばれるくらい芝の手入れに思い入れがあり、勝手に芝の中にはいったりするとめちゃくちゃ怒るらしい。初日に、このメイングラウンドに入るとアングリーマンに怒られるぞと聞いていたので、使えるのが本当か?と思ったが、おじさんは途中、練習グラウンドの芝を刈りに出かけたので納得できた。

ハンドリングゲームでもこちらではタッチされると倒れてからすぐにボールを浮かすポップを使うことが多く、またそのボールを奪いに行ってよいというルール設定は斬新だった。

セルウィンガーデンに戻ってランチのあと、午後のセッションを変更して疲労回復のためのプールセッションに。歩いて30分くらいのところにヨーロッパで一番長いというプールに行くことになった。

長さは100ヤード。細長くて、すごく水が冷たい。リカバリーにはぴったりだ。

夕方からサイエンスできている天高生も一緒にノーザンプトン・セインツの本拠地で開催されるプレミアラグビー7’sの試合を観戦にでかけた。

夕食を食べずに出かけたので試合観戦と夕食はどうなるのかとの質問もあったが、到着すると、なんとVIP券で入場。クラブハウスで料理、ドリンクを自由に取れて、どこにでも場所移動ができるという優れもの。手首にVIPの帯を巻きつけているのがその証拠。

ハーレクイン、サラセンズ、ワスプス、セインツの4チームでのリーグ6試合。ちょうど到着したときにはオープニング前のイベントセレモニーをやっているところだった。

ホームのセインツがリードしたときや、そのまま勝利したときの盛り上がり方は日本とはまた違う。
観客が試合そのものを楽しんでいるし、ホームチームを熱狂して応援する雰囲気は日本にはないものだ。

アフターマッチファンクションの文化やこうしたゲームを観戦することを母国イングランドに来て肌で知れて、今回の遠征は大成功だ。ほんとうに有意義なものになった。

いよいよ明日の朝、ケンブリッジを離れる。この数日で得られたものは本当に計り知れないほど大きい。









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