新人戦が終わってから3週間。この間、学校行事や天候の関係でフィールドでの練習ができていなかったが久しぶりの練習試合がセッティングできて、いい機会となった。
ここ数日の寒さが一段とこたえるグラウンドの冷え込みだった。風も結構吹いていたので、キックを有効に使えることがゲームメイクのポイントとなった。
今日は意図的にキックを多く使ってエリアをとっていくことをゲームプランとしていた。力の差があまりない相手と戦うときにはどうしてもキックを多く使わざるを得ない。しかし、いきなり試合でキックを使うというのはできない、意外と難しいスキルでもある。
ちょうど前半、風上に立ったのでこの風を有効に使えるかを見た。これまでの試合ではどんな場面でもランプレーを選択していたが、今日はキックを多く使おうとした。だが、この場面ではキックじゃなくランだ、という場面でのキックもあった。そこは、これからの試合経験だ。
今日の試合ではNO.8宮本が大活躍。サイドアタックが有効に使えることがよくわかった。ただ、最後の最後にボディーコントロールが乱れ、きれいな球出しができないことが今後の課題。
チームとしての課題は安藤がブレイクを試みてラックに巻き込まれたときに、次にゲームメイクができなくなってFWのショートサイドしかなくなってしまう点。
持ち込んだボールをボディーコントロールが悪く、相手に出させてしまった点。
後半の後半にスタミナが切れ、ディフェンスのセッティングが極端に遅くなってしまった点。
バックスリーのポジショニングが安定していない点、などなど。
個人的には当たりが高くてコンタクト場面でハンドリングエラーをした者、パスをきちっと胸の前に放れなかった者、タックルをはじかれた者などなど。
結局、宮本の3トライを含む5トライ対インターセプトされての1本でスコア的には楽勝だったが、久しぶりの試合だけあってミスも多くチームとしても個々も課題が多く見つかる試合だった。
そういう意味では本当にいい練習試合だった。
これから、高校入試や学年末考査などでチーム練習が少なくなるが、それを逆に前向きに捉えて、もう一度しっかり食べてウエイトを増やし身体をでかくするチャンスだとして春休みの練習に向かいたい。
天王寺 5本 対 千里 1本 30分ハーフ
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